2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

気丈な大正生まれ

私の母は、在日コリアン1世で、まさに歴史に翻弄されながら生きてきた。大正14年生まれで、15歳ぐらいのときに、日本に来た。農作業があまりに辛くて、日本なら少しはマシな暮らしが送れるだろうと意気揚々だったという。 女子挺身隊として看護の手伝いもし…

論語をまなぶ

昨日、息子の高校で、3年生の保護者を対象とした「論語」を学ぶ講座があった。国語の教員が教えるので、受講料はタダ。昨日は7回シリーズの第3回目で、テーマは「お世辞と作り笑いには真心がない」について。論語は古代中国の思想家・孔子の教えをまとめた…

道(どう)に憧れて

道のつくものといえば、華道、茶道、柔道があるが、その道を極めるというイメージがあって、ちょっと憧れていた。”40の手習い”を意識したともいえるが、39歳のとき(正確には40になる1か月前)に書道を始めた。私は貧乏人の子沢山、という環境に育ったので…

受験生の母、やってます

上の息子は、今高校3年生。ダメ元で受けた公立進学校に受かり、なんとか留年せずに過ごしている。低迷する公立高校の進学率を上げようと学校をあげて頑張っており、特に京阪神の国立大への受験にはチカラを入れている。昨年は125名が現役で国公立に受かっ…

ないものを補う 

人のカラダが何かの理由で欠損した場合、できることなら「補う」に限る。たとえば、永久歯を抜いた後は大変困る。放っておくと歯並びが悪くなるし、ひいては頭蓋骨が歪む原因にも。それ以前に噛めないから不便なこと、この上にない。私も欠損した歯の後につ…