パスポート申請

今日はパスポートの継続申請に行った。といっても、パスポートセンターや法務局ではなく、難波にある韓国領事館へ。

パスポートについては本来領事館の業務であるのに、なぜか民間団体である「在日本大韓民国民団(民団)」が業務を代行していた時代が長く続いた。

スムーズにやってくれるのなら文句は言わないが、恐ろしく事務処理能力が低くかった。電話で必要書類を確認したのに、窓口で「アレが足りない」「コレが足りない」といわれる始末。私はほとんどキレそうだった。

極めつけは、「団費」の請求で、民団の団員として月1500円、未納者は5年分、計6万円を払わないと受け付けてくれないというではないか。私は銀行に行って6万円を下ろし、泣く泣く払ったのを覚えている。

そんな理不尽だった昔と比べると、韓国領事館では電光掲示板などを備え付け、ロビーには係りの女性が親切に案内してくれるなど、サービスは格段に向上した。

日本に住む私たちは、日本に税金を納めているのだから、いくら国籍が韓国であろうと、韓国に市民生活の利便をはかるサービスを求めるのは無茶かもしれないが、しかし、今日のパスポート申請を経験して、在外公民としてのサービスを初めて享受したような気持ちになった。

ずいぶん長かったなあ〜。